秋の七草　桔梗と萩編（7/15）

2017年 7月 15日

溶けてしまいそうに暑い日が続きますね。
ちょっと先の季節の草花を身にまとい、気持ちだけでも涼しく…
というのが、着物での季節の愛で方。
ということで、夏着物柄には秋の草花の柄が多いのです。

絽のお着物で、同じモチーフ比べをしてみました。
アンティークで、どれも袖丈が長めでしたので、撮影に苦労…。

うちわと合わせているのも、夏の季節感がありますね。
画像の中央部分や柄アップが赤っぽく映って見えますが、
実際のお色は周辺の紫寄りの群青が近いです。

●アンティーク　夏着物　絽　団扇文
¥30,000+税

身丈：3尺9寸０分（147.4センチ）
裄丈：１尺6寸0分（60.5センチ）
袖丈：１尺8寸8分（71センチ）
後巾： 7寸6分（28.7センチ）
前幅： 6寸4分（24.2センチ）
※柄白地部分に薄アク、全体に染ムラ有り

●アンティーク　夏着物　絽　地紙文
¥37,000+税

身丈：4尺0寸4分（152.7センチ）
裄丈：１尺6寸4分（62センチ）
袖丈：2尺0寸0分（75.6センチ）
後巾： 7寸5分（28.3センチ）
前幅： 5寸9分（22.3センチ）
※多少の薄ジミ有り

●アンティーク　夏着物　絽露芝文
¥20,000+税

身丈：3尺9寸1分（147.8センチ）
裄丈：１尺6寸6分（62.7センチ）
袖丈：１尺6寸4分（62センチ）
後巾： 7寸5分（28.3センチ）
前幅： 6寸0分（22.6センチ）
※背中、前袖、下前抱きその他に薄ジミ、左脇の裾に小穴有り

同じモチーフでも、地のお色や合わせる柄が異なると、ぐぐっと雰囲気が変わりますね。
どれも、長い袖がゆらりゆらりと、とても軽やかで涼しげです。
どんなお嬢さんが着てらしたのかしら…と思いを馳せるのも楽しいです。
アンティークで「これは！」という好みの一枚に出会うと、
自分の好みに似た人、もしかしたら自分と雰囲気が似ていた人だったのかもな～
なんて空想が止まりません。
ぜひ、とっておきの一枚を見つけにいらしてくださいませ。

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